STEP1.ベビーゲートの必要について
子供がお腹と腕と脚を使って「ずり這い」をし始めた頃、頭を壁にぶつけてしまったり、大人の荷物が置いてある部屋に移動してしまうということが発生しました。
自分の力でぶつかるので怪我には至りませんが、アパートの壁は木製ではなく、鉄骨だったので、家族で心配になりました。また、大人の荷物が置いている部屋にも床に硬いものや、ほこりをかぶったものが置いてあるなどして、なるべくその部屋には入らせたくないなあと思っていました。
しかし、折角の子供の成長した行動を妨げたくはありません。そこで、子供の移動範囲を制限することに、家族で決めました。
具体的な案としては、何かで子供を囲みます。これにより、囲みより外には出られないようにすることです。また、囲み自体の素材を硬くないものにすることで頭を守り、囲みの中に置くものは安全で衛生性的なものだけにすることで衛生管理や事故を防止したいと思いました。
世の中的には、そのようなものを総称して「ベビーゲート」や「ベビーガード」と呼ぶようですので、今回は「ベビーゲート」の導入を検討したいと思います。
STEP2.ベビーゲートの条件の検討
私たちの生活に合ったベビーゲートの条件は下記のとおりです。
- 子供の移動範囲をなるべく制限したくないので、最低2100mm×2100mmぐらい広くしたい。
- 素材自体で怪我をしないもの。
- 子供の視線から、親の姿が常に見える高さやデザインのもの。
- 素材自体を舐めたり、舐めた手で素材を触っても、ほこりがつきづらかったり、衛生的に保てるもの。
- 例え引っ越して住環境が変わっても、サイズ調整などがしやすく、買い換えなくていいもの。
- 親が跨ぐだけで、囲みの中に入りやすいもの。
- 新品
これらを項目ごとに整理すると、下記のとおりです。
- 素材→〇樹脂(硬くなくて、拭き掃除可能)、×木製(ささくれが気になる)、×金属
- 大きさ→縦×横×高さ=2100×2100×450mm(大人が跨げる、子が親の顔見える)ぐらい
- 塀のデザイン→透明、半透明、格子状
- その他→パーツの増減可能
STEP3.樹脂製のベビーゲートを導入せよ
改めて、自らへ下したミッションを紹介します。
- 樹脂製のパーツ増減可能なベビーゲートを導入せよ
腕が鳴るところです。
STEP4.3か月間のネット調査
周りの人に聞いても、なかなか条件に合うものが見つからなかったため、空き時間を見つけてひたすらインターネットで先行事例の検索を行いました。しかし、既製品では、なかなか見つかりませんでした。
特に厳しい条件は、「高さ450mm」という条件です。大体、高さは立ち上がってから乗り越えられないように、650mm以上が基本のようでした。私たちが450mmとしたのは、うつ伏せの状態で、子が手を伸ばしても、塀のヘリを掴めない高さという理由と、大人が跨ぎやすいようにするためという理由からです。
よって、ここは譲れない部分でした。
そこで、自作する方向性で検討を進めました。
まずは、思いつく素材で、検索を掛けていきました。「ベビーゲート DIY ダンボール」、「ベビーゲート DIY 発砲スチロール」、「ベビーゲート DIY 布」、「ベビーゲート DIY 100均」などです。
先輩たちの様々な事例がヒットしましたが、ダンボールだと拭き掃除ができないですし、発泡スチロールですとポロポロ出てくる可能性がありますし、布だとほこりが気になりますし、100均のものを組み合わせるのだと作る時間が足りません。
妥協するしかないのかと思ったときに、下記のサイトがヒットしました。
(サイトを拝見しましたが、リンクポリシー等見つけられなかったため、TOPページのリンクを貼らせて頂きます。プラダンの記事は人気記事に表示されています。)
プラスチックダンボールについては、検索するとわかりますので省略します。
この通称「プラダン」であれば、下記が叶います。
- 拭き掃除が可能。
- 半透明
- 加工が簡単
- 安い
- 頭をぶつけても怪我しない
- ホームセンターで手に入る
調査を始めてから3か月も経ち、導入を急いでいたため、この方向でDIYしてみることにしました。
STEP5.ホームセンターで購入
下記の商品に似た商品を、近所のホームセンターで購入しました。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 折りたたみ養生プラダン 910X1820X2.5 ナチュラル OPD1892Y
STEP6.組み立て&レビュー
組み立てイメージとしては、以下のとおりです。
- 1820×910×2.5mmを2枚用意する。
- 縦に半分にカットして、1820×455×2.5mmを4枚にする。
- 全辺をビニールテープで保護する。
- 4枚それぞれの端に切れ込みをいれ、その切れ込みもビニールテープで保護する。
- 互い違いになるように組む。
- 完成。
STEP7.導入&12か月後の私の評価
この商品のお蔭で、その場は乗り切れましたが、現在は使用しておりません。理由としては、2つあります。1つは、子供が親の顔が見づらく、泣き出すことが多くなったことです。2つ目は、冬になり灯油ストーブを使うことになり、ストーブの前に置くと、熱でプラダンが溶けて家事などにならないか気になったためです。
感想を挙げていきます。
- 拭き掃除もできるし、大きさ調整など加工も簡単。
- 軽いので、大人が動かしやすい。
- 半透明なのでお部屋のインテリア的にも圧迫感が少ない。
- ダンボールのように空気の層があるので、頭をぶつけても痛くない。
- 火器のまわりでは使わない方がいい。
以上より、ストーブを使用しないなど、家庭環境によってはおすすめできるコスパの良い商品と言えます。しかしながら、我が家のミッションとしては、達成できなかったため、引き続きミッションは続きます。
【ネクストミッション】火器に強いベビーゲートを再検討せよ。
どんな素材のものであっても、ストーブの前置くのは火事の危険があると思いますが、何か言い設置方法や商品がないか、引き続き検討していきたいと思います。
改めて、今回購入した商品に似た商品を紹介します。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 折りたたみ養生プラダン 910X1820X2.5 ナチュラル OPD1892Y